初心者でもわかるウェッジの選び方|本数や中古購入のポイント解説

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ゴルフのスコアを大きく左右する“アプローチ”で頼れるのが「ウェッジ」です。クラブの本数や種類で迷う初心者のあなたに向けて、わかりやすく解説します。中古でも失敗しない選び方も合わせてご紹介。

本記事は「ゴルフ初心者必見!クラブの選び方シリーズ」の一部です。ドライバーからパターまで、クラブごとの選び方を詳しく解説しています。気になるクラブの選び方もあわせてチェックしてみてください。

目次

1. ウェッジの基本種類を知ろう

ウェッジには主に4種類あります:

  • ピッチングウェッジ(PW):アイアンセットに含まれる最も飛ぶウェッジ。ざっくりアプローチからフルショットまで対応。
  • アプローチウェッジ(AW):PWとサンドウェッジの間の距離をカバー(約50°〜53°)
  • サンドウェッジ(SW):バンカー脱出のほか、ショートゲーム全般で超万能(約54°〜57°)
  • ロブウェッジ(LW):高弾道+少ない転がりでピン狙いやバンカー縁などに強い(約58°〜64°)

2. 初心者はまず2本、慣れたら3本構成へ

最初は「PWとSW」の2本で十分

  • PWは「飛ばせるウェッジ」、SWは「アプローチからバンカーショットまで対応できるウェッジ」
  • AWは補助的な位置づけ。初心者は無理に増やさず2本から始めるのが◎

少し慣れてきたら「PW+AW+SW」の3本構成もおすすめ

3本にするメリットは以下の通りです

  • AWを加えることで距離ギャップを埋められます
  • 飛距離や弾道をクラブで調整できるので、スイングを変えずに様々な距離を打ち分けられます

ちなみに私はPW、AW(52°)、SW(56°)、LW(60°)の4本入れています。理由は「スイングを変えずに距離を打ち分けられるから」「スイングで距離を打ち分けるには練習が必要だから…笑」です。

3. 初心者向けウェッジ選びのポイント

許容性重視が基本(ミスへの寛容性)

キャビティバック形状やフルフェース溝はミスをカバーしやすく初心者向きです

ソールの幅とバウンスも確認

初心者のミス(ダフリ)を助ける「広めソール・高バウンス」が安心です

ロフト配分は6度刻みに意識

PWが44°なら、AWは50°、SWは56°といった組み合わせが理想。こうしたセッティングで距離のムラを最小限に抑えられます。

4. 中古でも安心!失敗しないチェックポイント

中古でウェッジを選ぶときに見るべきポイントは:

  1. 見た目より機能優先:ソールの摩耗やフェース溝の減りに注意
  2. バウンスとソール幅:初心者向けの寛容設計かを確認
  3. ロフトが自分のPWと離れすぎていないか:距離バランス重要

無理に3本揃えるより、まずは状態の良い2本を選ぶのが安全です。

5. 実際の使い分けと練習ポイント

  • PW:フルショット・グリーンを狙う場面
  • AW:中距離、距離調整がしやすい
  • SW:バンカー・短距離アプローチ
  • LW:ピンそばや高い球が必要な場面

練習では距離の基準を「自分のPWで〇ヤード」「この振り幅だとSWで○ヤード」という形で把握しておくと、本番でのクラブの使い分けがスムーズになります。

5. ウェッジの用途と距離感をつかむ練習法

  • PW(ピッチングウェッジ)
    フルショットで110ヤード前後を狙うクラブ。アイアンのようなイメージで使います。グリーン周りの転がしでも活躍します。
  • AW(アプローチウェッジ)
    PWとSWの間の距離調整に便利。中距離のアプローチや少し短めのフルショットで使用。
  • SW(サンドウェッジ)
    グリーン周りの短距離アプローチやバンカー脱出に活躍。高さと転がりのバランスが取りやすい。
  • LW(ロブウェッジ)
    ピンそばや障害物越えなど高弾道が必要な場面で使う。

距離感をつかむ練習のコツ

練習場で、それぞれのクラブで自分が何ヤード飛ばせるかを把握しておくと、コースでも迷わず使えます。

  • 「PWで〇ヤード」
  • 「この振り幅だとSWで○ヤード」

このように距離を数値で覚えておくことで、ショートゲームもフルショットもクラブ選びがスムーズになります。

まとめ

初心者はまず「PWとSWの2本構成」で十分です。

まずは基本のウェッジ操作をしっかり身につけてから、必要に応じてAWを追加し3本構成へステップアップしましょう。

選ぶ際は「許容性重視(ミスへの寛容性)」「ソール幅・バウンスの確認」「ロフトの刻みを意識」といった点を押さえるとミスが減り、プレーの自信にもつながります。

中古だからこそしっかり選べば、気軽にスタートできる強い味方になりますよ。

コラム|PWはフルショット用、アプローチはウェッジで打ち分けよう

最近のアイアンセットに必ず含まれるPW(ピッチングウェッジ)は、実は“フルショット用クラブ”として使うのが基本という考え方が主流になってきています。

現代のPWは昔の9番アイアンの延長線上にあり、グリーン周りのアプローチ用クラブとして設計されているわけではありません。フルスイングで110ヤード前後を狙うクラブとして割り切ると、ショートゲームのクラブ選びも迷わずに済みます。

そこでおすすめなのが、PWとSWやAW(52°)のウェッジの間を埋める「48°のギャップウェッジ(GW)」です。ボールを転がして寄せたい場面では48°、ピッチエンドランには52°、そしてバンカー越えや高い弾道が必要なショットには56〜58度を使うことで、ショートゲームを安定させられます。

ポイントは、クラブのロフトに任せて打つこと。特にバンカー越えでは、直接カップを狙うのではなくボールを落とす場所をイメージして打つとミスが減ります。PWをフルショット用、ウェッジをアプローチ用として使い分けることで、弾道や落とし所のイメージが明確になり、スコアアップにつながります。

ゴルフ初心者のためのクラブ選びシリーズはこちらから!

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